みなさんは、『憑依(ひょうい)』という言葉を知っていますか?
おそらく怪談ぐらいでしか、目や耳にしたことがないかと思います。しかし実のところ、憑依はごく身近に存在する現象、あるいは出来事なのです。そこで電話占い弦所属の霊能者監修の下、憑依(憑依霊)やその対処方法(除霊・浄霊)についてこちらでご紹介いたしましょう。
広い意味での『霊』の存在については、あらためて説明の必要はないでしょう。 憑依霊はその中の一種であり、文字通り“霊に憑かれた”ことを憑依されたと言います。その憑依霊には、二種類が存在します。それは霊の本体が生きているか、あるいは死んでいるかの違いです。
本体が生きている場合、憑依霊はときに生き霊とも称されます。霊とは本来、死者の魂のことを指しますが、生きたままで自分から魂の一部(幽体)を霊体化して飛ばすためにそう呼ばれるのです。主に恨みつらみをぶつける相手に対し、生き霊が憑依して不幸に陥れることがあります。 もうひとつは霊の本体がすでに死んでいる場合、これは霊界に行けない死者の霊が低級霊と化し、彷徨っている状態を指します。そして自身の生前と同じような波動を持っている他人に取り憑いて、救いを求めるのです。つまり浮かばれない霊体ですから、成仏できないことに「なぜ・・・」、「どうして・・・」と負の思考から因縁を引き寄せてしまい、憑かれた人の精神状態を悪い方向へ落としてしまうのです。
ところでそれらの憑依霊は、いったいどこにいるのでしょうか?それをはっきり言い切ることはできません。生き霊でしたら、誰かから恨みを買っている自覚がある場合、ある程度相手の目星は付くでしょう。しかし低級霊の場合でしたらそうはいきません。普段の通勤路にも、自分の家の中にも、陽光の下や日陰問わずに存在しているのです。まず言えることは、憑依されない行動と精神力、そして常に自己浄化を行なうことが大切なのです。
まずは飛ばされた生き霊が、そのまま憑依霊となる場合をご説明しましょう。 強い悪意を持って飛ばされてきた生き霊は、飛ばした本人が望む結果になるまで容易に対象者から離れません。つまり継続して“憑かれた状態”になるわけです。しかもたとえば、「●●はトコトン不幸になれ!」といった漠然とした念が込められた生き霊でしたら、憑依状態のままでいつ終わるともしれない不幸の連続を経験することになります。憑かれた側は当然、憑依霊の存在など見えないわけですから、個人では対処のしようがないのです。人を陥れるためだけに存在する憑依霊ほど、性質の悪いものはありません。
ではもうひとつの、浮かばれない低級霊はどのようにして人に取り憑くのでしょうか。このストレス社会においては、常に陽の波動を放ち、他人の悪口を一切言わない人物など存在しません。ふとした瞬間に、身体にダルさを感じたり、他人を妬んだり、世間を批判したりすれば、その瞬間、心にできた闇に霊が侵入して憑依されるわけです。低級霊は陰の波動を持っていますから、そこで波動の一致をみてしまい、容易に憑かれてしまうのです。上記でも述べましたが、低級霊はどこにでも存在します。“それらにスキを見せてしまった”ことにより憑かれた、と言い換えても構いません。
ただ身体と心が落ち着かない、不安定な状態から始まります。 生き霊からの憑依では、仕事であれ対人関係であれ、そしてなにより恋人との関係がまったく上手くいかなくなります。特に気に障ることを言ったわけでもなく、また今までなら笑って許してくれていた言葉でさえ、ケンカが始まってしまうことがあります。相手のためにと思ったことが、すべて裏目に出てしまうことでしょう。
相手だけではなく、自分自身も些細なことでヒステリックになることもあります。
低級憑依霊の場合、身体から抜けない痛みや疲労が続くことになるでしょう。どちらにしても、普段の自分では考えられない失敗や行動を取り、周囲に違和感を与えることになります。自分が自分でなくなる、そんな感覚までくれば、かなり長い間、あるいは強い念を持った憑依霊に侵入されていると考えてください。
さて今回はまず、憑依霊についてご説明させていただきました。
次回は、ではどうすれば憑依霊は立ち退くのか、日常で低級霊を遠ざける方法はないのか、などを、電話占い弦の霊能者のアドバイスに基づいてご説明させていただきます。もちろん、確実で完全な除霊・浄霊をお望みの方は、電話占い弦の霊能者が責任を持って鑑定に当たらせていただきます。霊が憑いているのかどうかの診断から、除霊・浄霊まですべてお任せください。独りで悩むよりも、お気軽にお電話ください。お待ちしております。